官公庁等の公共工事に伴う移設工事について
「官公庁等の公共工事に伴う当社設備改修要請」専用ページです。
弊社電気工作物移設に要する工程と標準工期ならびに弊社工事を円滑に完了させるためにご協力いただきたい事項ついてご案内しております。
既に実施いただいている事項については引続きの対応をお願いいたします。

標準工期について
- 電柱等(電柱5本以下)については、改修方法決定後、撤去まで概ね6ヵ月以上要します。
- 地中管路等地中設備の移設や再開発事業等による大規模な移設、他の工事お申込みが輻輳している場合、用地取得が難航する場合等については、改修方法決定後、撤去まで概ね10ヵ月以上要する場合がございます。
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移設要請をいただいても、改修方法(移設先(位置)等)が決まらない限り「設計」段階で保留となります。
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用地交渉の結果や貴所の施工計画変更により、弊社の設計変更を余儀なくされた場合には、設計段階に戻ります。
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工事を円滑に完了させるためにご協力いただきたい事項
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お申込みの
ステップ説明 ステップ 1
受付本ページの記載事項をご一読のうえ、メールにて移設要請をお願いいたします。
ご協力いただきたい事項
- (1)要請時における「電力設備移設要請チェックリスト」の添付
貴所の公共事業に伴う電柱等の電気工作物の支障移設につきまして、弊社工事を円滑に完了させるための必要事項を「電力設備移設要請チェックリスト」に掲載しております。
移設要請の際は、移設要請文書に併せて「電力設備移設要請チェックリスト」を必ず添付の上、メール等によりご送付をお願いいたします。- ※
移設要請メール送付先、移設要請文書、電力設備移設要請チェックリストは様式類をご確認ください。
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補足事項
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要請時における事業概要・道路計画図等の提供
移設要請文書に工事概要(位置図、平面図、構造図、縦横断図、写真、その他)、施工計画、全体工程等の資料及び移設先計画図(案)の添付をお願いします。計画変更が発生しますと再立会、再設計となる場合があります。
その場合、「現地立会⇒設計図書作成⇒占用申請図書作成⇒地権者交渉・占用申請」まで進んでいても、初期工程まで戻り、ご希望の工期に間に合わなくなる事があります。
また、現地立会時に測量杭や境界杭がないケースもありますが、移設先の計測が出来ない場合は、弊社設計に着手することが困難となりますので少なくとも道路計画図等への既設設備の反映をお願いいたします。 - ※
要請時における埋設物に関する図面等による情報提供
埋設物調査には時間を要するため、要請時に可能な範囲で埋設物のオフセットがわかる図面の提供をお願いいたします。その情報を設計に反映させることで工事不可となることを未然防止いたします。
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ステップ 2
設計要請内容に基づき、移設先の検討(設計)を行います。設計を行うためには現地での設計立会いにて支障範囲等の確認が必要となります。
ご協力いただきたい事項
- (1)現地立会時の支障範囲に対する明確な指示
将来計画には支障とならなくても、貴所工事段階になって施工支障となり、追加の移設要請を受けるケースがあります。現地立会時点で、支障範囲をご教示いただくことで、ご迷惑をお掛けすることのない設計の作成が可能となります。あいまいな位置の確認ですと再設計等で時間を要する可能性があります。
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ステップ 3
用地交渉・占用申請電柱等の移設にあたり、地権者や近隣住人等からのご理解、許可権者等からの許可等が必要になります。
ご協力いただきたい事項
- (1)近隣住人への事業説明時や事業用地買収時の電柱工事PR
貴所にて、事業説明や事業用地買収時に近隣住人と接触する際には、事前に弊社電柱等の設置・工事のPRをお願いいたします。そのPRを踏まえた設計・用地交渉を実施いたしますが、弊社用地交渉が難航した場合、工事完了までに長期間を要することが想定されるため、弊社用地交渉のスムーズな完了にご協力をお願いいたします。 - (2)地権者への内諾交渉の実施
事前に貴所にて地権者より内諾を得ていただくと弊社の交渉がスムーズに完了することが多いため、弊社との立会で移設位置の確認ができましたら、弊社用地交渉の前までに内諾交渉の実施をお願いいたします。 - (3)計画平面図と公図を重ね合わせた図面の提供
弊社用地交渉時も登記確認を実施しております。図面を提供いただくことにより、工事箇所の地番が確定でき、速やかな用地交渉・占用許可申請が可能となりますので、ご協力をお願いいたします。※作成した場合に限ります。
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ステップ 4
補償金協議移設工事に伴う補償金について協議を実施させていただきます。(監督処分による無償工事等を除く) -
ステップ 5
工事一般的な電柱工事の場合、上記表の通り「建柱~架線~共架改修~抜柱」のステップにて工事を実施いたします。詳細については弊社担当者までお問い合わせください。弊社担当者へのお問い合わせ先は受持ち区域一覧(440KB)からご確認いただけます。
ご協力いただきたい事項
- (1)工事の際の現地立会
弊社設計段階では現地造成が未着手のケースが多く、工事時点で現況が大幅に変わることが予見される(建柱位置相違の回避)ため、必要に応じて建柱時の工事立会いをお願いいたします。 - (2)現地整備状況等の情報提供
弊社工事を実施の際に、工事車両が搬入できない場合や現地整備後(盛土・切土・伐採等)でないと施工できない場合がございます。現地状況の変化は工事困難化、時には再設計が発生する場合もあり、貴所の想定する全体工期を遅らせる要因になり得ます。貴所工事時期が判明後(もしくは計画変更時)速やかに、弊社にも情報提供いただきますようお願いいたします。 - (3)貴所以外工事の工事日程の情報提供
弊社工事は建柱車や高所作業車など特殊車両を用いての工事となり、また作業帯を組む必要性があることから、同一タイミングで他社工事(ガス・水道等)があると車両設置ができず、工事不調となる場合があります。弊社は多種工事を並行して実施しており、工事不調後再調整には2ヶ月程度要する場合がありますので、関連工事の日程に関する情報を早めに提供いただきますようお願いいたします。
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ステップ 6
補償金請求ステップ4の協議結果およびステップ5の工事内容に基づき、補償金の請求をさせていただきます。
その他ご協力・ご理解いただきたい事項
- (1)
事業用地買収の完了後に弊社電柱交渉を実施いたしますので、早期移設要請を頂戴しましても用地買収完了までは電気工作物設置に関する用地交渉を実施することが出来ません。このため、事業用地買収時期(年度工区)を見据えた要請の分割をお願いいたします。
- (2)
弊社の工程は、設計書作成がすべてのスタートとなります。貴所の計画変更により移設先の変更や支障物件の追加・削減が発生すると設計書の修正が発生します。工程が進んでいても、設計書作成段階に戻ります。貴所において、計画変更が発生した場合は、お早めにご連絡ください。
- (3)
弊社建柱工事が完了後各共架会社の改修が完了しなければ撤去工事が実施できません。各共架会社の改修が遅延する場合、貴所からも早期改修要請にご協力いただきますようお願いいたします。
- (4)
弊社工事時期と貴所工事時期が重複し、双方の工事に支障が出ることが無いよう調整をお願いいたします。また、 担当者変更の際は情報共有等の的確な引継ぎをお願いいたします。
- (5)
電気工事は電力需要の高まる(夏・冬季)では、電力系統の融通上の観点から工事不可となる場合があります。また、年度末に工事が集中する傾向にあり、工事が困難になる場合があります。それら懸念がある際は設計完了時点で工事時期を別途相談させていただきますので、ご了承ください。
- (6)以下のような工事においては、特に長期間を要すことが想定されますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
<長期間を要す移設工事の事例>
- 移設対象電柱5本超過の大規模な電柱移設の場合
- 地中線工事(マンホール首高調整含む)、地中線工事を伴う電柱移設の場合
- 電線系統が十字路になっている等、単純に平行移動できない電柱移設の場合
- 河川保全区域・埋蔵文化財包蔵地等での電柱移設の場合(標準工期に加え、数ヶ月程度の期間が必要となります)
- 弊社通信設備や共架設備が大規模・系統が複雑な場合(交通安全施設(信号機等)、基地局連系線、大口お客さま専用回線においては、共架会社の回線切り替え・停止等に長期間を要す場合があり、抜柱まで時間がかかります)
様式類
| 移設要請メール送付先 | 受持ち区域一覧(440KB) |
|---|---|
| お申込み様式 | |
| 関連情報 | 電柱等の円滑な移設に向けたご協力のお願いについて《概要》《詳細》(701KB) |











