新潟本社

柏崎刈羽原子力発電所 核物質防護事案に係る改善措置評価委員会

当社は、柏崎刈羽原子力発電所におけるIDカード不正使用や、核物質防護設備の機能の一部が喪失する事案に対する、根本原因分析、改善措置活動の計画等を2021年9月22日に取りまとめました。
当社は、この改善措置を一過性のものとしない取り組みを進めているところですが、更なる自主的な対策として、2023年6月1日に「柏崎刈羽原子力発電所 核物質防護事案に係る改善措置評価委員会」を新たに設置いたしました。

同委員会からは、当社の「改善措置を一過性のものとしない取り組み」について、外部の独立した立場や専門的知見から客観的な評価を行って頂くとともに、当社はその評価結果や指導・助言等をもとに、更なる改善を進めてまいります。

第1回会合のオープニング

第1回会合のオープニング

委員会構成

氏名 専門 経歴
委員長 伊丹 俊彦
(いたみ としひこ)
ガバナンス、不祥事対応、
コンプライアンス
弁護士
元大阪高等検察庁検事長
元「核物質防護に関する独立検証委員会」委員長
副委員長 大場 恭子
(おおば きょうこ)
安全文化、技術者倫理 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 技術主幹
国立大学法人長岡技術科学大学技学研究院 准教授
元「核物質防護に関する独立検証委員会」委員
委員 新野 良子
(あらの よしこ)
菓子製造・卸・小売業 「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」初代会長
委員 伊藤 聡子
(いとう さとこ)
報道、地方創生、
企業経営
フリーキャスター
事業創造大学院大学客員教授
委員 開沼 博
(かいぬま ひろし)
現代社会論、福島学、
地域・メディア・科学技術の社会科学
東京大学大学院情報学環 准教授
オブザーバー 水谷 良亮(みずたに りょうすけ) 柏崎刈羽原子力発電所 所長補佐
(元中部電力 浜岡原子力総合事務所長)

委員会開催実績

2023年6月1日
第1回 柏崎刈羽原子力発電所 核物質防護事案に係る改善措置評価委員会
2023年6月30日
第1回 分科会
部門と階層の壁を壊すコミュニケーションの在り方、アンケート調査の在り方、地域に寄り添った情報発信等について意見を交わした。
2023年7月25日
第2回 分科会
当面、重点的に確認していく項目を、①地域内外とのコミュニケーション、②東電と協力企業の連携、③東電社内の部門間の距離感、の3点とした。併せて、東電と地域の関係や、東電・協力企業の社員意識調査(アンケート)の在り方等について意見を交わした。
2023年10月18日
第3回 分科会
第2回分科会で定めた重点確認項目に従い、柏崎刈羽原子力発電所に係る広聴・広報の取り組み(項目①「域内外とのコミュニケーション」関連)、意識調査と行動観察等による組織文化評価(項目②「東電と協力企業の連携」および項目③「東電社内の部門間の距離感」関連)について、東電からの説明を基に意見を交わした。
2023年12月4日
第2回 柏崎刈羽原子力発電所 核物質防護事案に係る改善措置評価委員会
議事録のダウンロードはこちら
2024年1月17日
第4回 分科会
第2回委員会における評価・提言への東電の対応、および核物質防護モニタリング室の活動(第3四半期)について、東電からの説明を基に議論を交わした。
2024年2月21日
第5回 分科会
核物質防護モニタリング室の活動報告(1月期)も踏まえ、今後実施する現場視察、関係者インタビューの内容等について意見を交わした。
2024年3月15,19日
第6回 分科会
柏崎刈羽原子力発電所で、現場視察、関係者インタビューを実施。また、核物質防護モニタリング室の活動報告(2月度)等も踏まえ議論を交わした。

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