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引越し時の水道の開栓(開始)・閉栓(停止)の手続き方法

引越しの際、忘れてはならないのが各種ライフラインの手続きです。電気やガスはもちろん、水道においても、退去時の閉栓(停止)・入居時の開栓(開始)の手続きは必要となります。

何かと準備が重なる引越し時ですが、うっかり手続きを忘れてしまうと、新居の水道が使えないだけでなく、旧居の水道料金が引き続き自身に請求されるなど、トラブルにつながってしまうことも想定されます。

「引越し後すぐに水道が使えない!」などのトラブルを防ぐためにも、引越し時の水道に関する手続きや注意点をしっかりと理解し、滞りなく閉栓・開栓を行いましょう。

まずは、水道開栓・閉栓の流れを理解しよう。
申込時期、連絡先、引越し当日の動きを解説

まずは、引越しに伴う水道(開栓・閉栓)の手続きの流れから見ていきましょう。
手続きを行うには、いつまでに(タイミング)・どこに(連絡先)・どのように(連絡方法)連絡すればいいのかを紹介します。

<引越しに関する水道手続きの流れ(水道の開栓・閉栓)>

  1. 1. 水道の開栓・閉栓の手続きを行う。引越しの1週間前までを目安に、管轄の水道局へ連絡
  2. 2. 退去時、住居内全ての水道の蛇口がしっかりと閉まっているかを確認
  3. 3. 旧居の転居月の水道料金は現地精算(可能な場合のみ)もしくは、任意の支払い方法で後日精算する
  4. 4. 引越し後、新居で水が出るかどうか確認
  5. 5. 出ない場合は、全ての蛇口が閉まっていることを確認した上で、元栓の開栓を自ら行う
  6. 6. 元栓を開いても水が出てこない場合は、管轄の水道局へ連絡

◎ワンポイント!

<開栓の手続きは引越し1週間前までを目安に!>
「新居の水が出ない!」「水道が使用できない!」というトラブルを避けるためにも、引越しの1週間までには、手続きを完了しておくと安心です。

うっかり引越しまで時間がなくなってしまった場合には、インターネットではなく、電話での手続きをおすすめしますが、引越しの繁忙期は電話がつながりにくくなることも予想されるので、早めの手続きを心がけましょう。

・開栓も閉栓も立ち会いは「基本」不要
水道の開栓・閉栓手続き共に、基本的に立ち会いの必要はありません。ただし例外として、外部から水道メーターが確認できない場合は立ち会いが必要となります。

【立ち会いが必要なケースの例】

  • ・住居(建物)の入り口がオートロック
  • ・水道メーターが住居の中にある
  • ・水道メーターが係員一人では立ち入れない場所にある
  • など

いずれの場合も、立ち会いが必要かどうか管轄の水道局に事前に確認しておくと良いでしょう。

水道の手続きは「閉栓手続き」「開栓手続き」
「同じ水道局エリア内の手続き」の3パターン

引越し時の水道の手続きは、大きく分けると2つです。1つは旧居の水道の「閉栓手続き」で、もう1つは新居の水道の「開栓手続き」です。

なお、旧居と新居で管轄の水道局が同じ場合には、閉栓と開栓の手続きを同時に行うことができます。たとえば、東京23区内での引越しであれば、旧居・新居どちらも東京都水道局の管轄エリアであるため、2つの手続きを一括で終わらせることが可能です。

では、実際にどのような手順でそれぞれの手続きを行うのか、確認していきましょう。

◎ワンポイント!

<異なる水道局エリアに引っ越す場合はそれぞれの水道局に連絡を>
引越しにより水道局の管轄が変更となる場合は、旧居の市区町村の水道局で閉栓・新居の市区町村の水道局で開栓というように、それぞれ手続きを行う必要があります。

たとえば、東京都内から神奈川県横浜市へ引っ越す場合、引越し日の1週間前までに東京都水道局へ閉栓を、横浜市水道局に開栓を申し込めばOKです。

旧住所では「閉栓手続き」を行う

引越し時の水道手続きは、旧居で閉栓手続きを行います。引越し日の1週間前を目安に、現住所(旧居)の管轄の水道局に連絡します。

連絡・手続きの方法は、インターネットもしくは電話です。365日24時間受付のインターネットが便利ですが、使用停止の希望日が迫っている場合は、電話での手続きが安心です。手続きを進める際には、契約者氏名や現住所のほか、「お客様番号」が必要。水道の検針票もしくは領収書に記載されているので、事前に用意しておきましょう。また、お客様番号ではなく水栓番号と呼ばれる管理番号で手続きをする自治体もあります。

基本的に立ち会いは不要なため(オートロックなどの例外は除く)、手続きのみで閉栓完了となります。

水道解約の手続き

手続き先 旧住所の水道局
手続き方法 インターネット
電話
必要な情報・書類 契約者氏名
現住所(旧居)
使用停止日
お客様番号(一部の自治体では水栓番号)

◎ワンポイント!

<お客様番号の調べ方>
「お客様番号」とは、水道の契約者(お客様)と各水道を結びつける、お客様を特定する番号のこと。引越し時の水道の手続きを行う際に欠かせない番号です。「お客様番号が分からない」という時は、水道局から送付される以下の書類で確認します。

  • ・「水道・下水道ご使用量のお知らせ」(検針票)
  • ・水道料金の「納入通知書」(請求書)
  • ・水道料金の「口座振替済のお知らせ」(領収書)

「お客様番号」が記載されている上記の書類がない場合は、管轄の水道局や自治体、水道局が運営する「お客様センター」などに、電話で問い合わせることも可能です。
多くの場合、電話口での本人確認の後「お客様番号」を教えてもらえますが、中には、個人情報保護の目的により、電話やメールでは教えてくれない地域もあるので注意しましょう。

<水栓番号の調べ方>
「水栓番号」とは各世帯に割り振られ、世帯へと給水するための管理番号です。市区町村によっては、水道番号とも呼ばれています。水道メーターや玄関ドアの上部、郵便ポストなどに貼られたステッカー(水道標識)に記載されているので、探してみましょう。

また「お客様番号」同様、水道局から送付される各種書類でも確認できます。

新住所では「開栓手続き」を行う

新居での開栓手続きは、引越し日の1週間前までを目安に新住所を管轄する水道局に連絡します。連絡・手続きの方法は、インターネット・電話に加え「水道使用開始申込書」の郵送も選べます。

「水道使用開始申込書」は、新居のポストや玄関などに備え付けられている場合が多いので、引越し前に新居を訪れる機会がある人は、確認すると良いでしょう。また、各自治体の役場にある水道窓口での手続きも可能です。

手続きの際には、契約者氏名や新住所、使用開始日などの情報が必要です。一部の自治体では、「お客様番号」や「水栓番号(水道番号)」を求められる場合もありますが、引越し前にそれらの番号を把握している人は少ないでしょう。番号を把握していなくても手続きは進められるので安心してください。また、水道料金の口座引き落とし、クレジットカード払いを希望する場合は別途手続きも必要です。。

閉栓同様、立ち会い不要なため、手続きのみで開栓完了となります。蛇口をひねっても水が出てこない場合は、元栓が閉まっている可能性があります。全ての蛇口が閉まっていることを確認し、自分で元栓を開栓しましょう。

水道開栓の手続き

手続き先 新住所の水道局
手続き方法 インターネット
電話
郵送
水道使用開始申込書
必要な情報・書類 契約者氏名
新住所
使用開始日
銀行口座やクレジットカード番号
(お客様番号または水栓番号)

同じ水道局エリア内で引越しする際の手続き

たとえば、東京23区内など、同じ水道局の管轄エリア内への引越しであれば、閉栓と開栓の手続きを一度に行うことができ、手続きの手間を省けます。

手続きの方法は、閉栓手続き・開栓手続きと同様に、インターネットか電話で行います。引越しの1週間前をめどに手続きしておくと安心。手続きの際には、契約者氏名や新旧住所のほか、「お客様番号」が必要です。水道の検針票もしくは領収書など、水道局から送付される書類に記載があるので、事前に用意しておきましょう。

水道の手続きでよくある質問

引越し時の水道の開栓・閉栓手続きに関する「よくある質問」3つをご紹介します。実際に手続きを進める前に目を通しておけば、事前の準備もスムーズ。引越し直前になって慌てることなく、余裕を持って手続きをすすめましょう。

Q.閉栓・開栓の手続きを忘れて引越ししたら?

A.未使用でも旧居の水道料金が発生。新居では水が出ない可能性も

まず、閉栓手続きを忘れてしまうと、水道を使用していなくても「納入通知書」が届き、旧居の水道料金を請求されることがあります。

これは、水道料金には、水道の使用量に応じた従量料金だけでなく、メーターの口径に応じて加算される「基本料金」が含まれるためです。引越し後、全く使っていなくても「基本料金」が生じてしまうため、忘れずに手続きするようにしましょう。

また、開栓手続きを行っていないと、新居の蛇口をひねっても水が出てこず、すぐに水道が使えない可能性も。

水道の閉栓・開栓手続きを忘れたことに気づいたら、すぐに旧居・新居それぞれの管轄の水道局に電話をします。旧居については、手続きを忘れていたことに加え、いつまで使用していたのかも伝えます。また、料金の支払いについても相談しましょう。

連絡する際には「お客様番号」と「水栓番号」をあらかじめ準備しておくと、手続きをスムーズに進められます。

Q.水道の閉栓・開栓の手続きは土日でも出来る?

A.水道の閉栓・開栓は立ち会いが不要であるため、土日の手続きも可能です

基本的に、水道の手続きは閉栓・開栓共に立ち会いが要らないため、手続きが土日になっても大丈夫です。ただし、水道メーターが外から確認できない場合やオートロックの物件は立ち会いが必要なケースもあるため、対応可能かどうか、事前に確認しておくと安心でしょう。

ちなみに、水道と同じように、電気の手続きも基本的に立ち会いが不要なため、土日の手続きが可能です。ガスの開栓については、業者の立ち会いが必要なため、対応の可否や日程について、契約するガス会社に確認することをおすすめします

Q.退去日までの水道料金は精算される?

A.退去日までに使用した水道の「従量料金」と「基本料金」が日割りで精算されます

実際に使った分の水道代(従量料金)に加え、月額「基本料金」の日割り精算分を支払います。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、建物全ての水道を管理会社や大家が一括契約している場合もあり、退去時の精算方法を指定されることも。物件により、水道料金の算出方法も異なるため、事前に契約内容を確認しておくと良いでしょう。

支払い方法は、以下の3つとなります。

  • ・納付通知書での支払い
  • ・口座振替・クレジットカードでの支払い
  • ・管理会社や大家による退去時の集金

引越し時に水道手続きは必須!開栓・閉栓どちらも忘れずに手続きしましょう。

ここまで見てきた通り、引越し時の水道手続きは、退去時の閉栓・入居時の開栓共に、事前の手続きが必要です。

引越しは何かとやることが多く、引越し当日を迎えるまで、慌ただしく過ごしてしまいがちですが、ライフラインである水道の手続きを忘れてしまうと、新生活のスタートに支障をきたしてしまう場合もあります。手続きの基本を把握し、「引越しの1週間前」を目安に、手続きを進めていくと良いでしょう。

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