原料費調整制度について
原料費調整制度とは
ガスの原料(LNG〔液化天然ガス〕・LPG〔液化石油ガス〕)の価格変動をガス料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて、毎月自動的にガス料金を調整する制度です。
2023年2月分のご請求より、国による電気・ガス価格激変緩和対策事業に基づき、対象の料金プランへご加入いただいているお客さまへ値引き単価が適用されます。詳細はこちらをご確認ください
原料費調整制度とは
- LNG・LPGそれぞれの3か月間の貿易統計価格にもとづき、毎月平均原料価格を算定します。
- 算定された平均原料価格(実績)と、基準原料価格との比較による差分にもとづき、原料費調整単価を算定し、ガス料金に反映します。
原料価格の算定期間とガス料金への反映時期 原料価格の算定期間と
ガス料金への反映時期


原料価格の算定期間とガス料金への反映時期 原料価格の算定期間と
ガス料金への反映時期
各月の原料費調整単価に使用量を乗じて算定します。原料価格が上昇した場合は原料費調整額を加算し、原料価格が低下した場合は原料費調整額を差し引き、ガス料金を算定します。


調整単価の算定方法
平均原料価格を算定
原料であるLNGとLPGの平均原料価格を算定します。


平均原料価格の変動額を算定 平均原料価格の
変動額を算定
平均原料価格と基準となる原料価格(基準原料価格)との変動額を算定します。平均原料価格が基準原料価格を上回る場合はプラス調整を、下回る場合はマイナス調整を行います。

原料費調整単価を算定
プラス調整:平均原料価格が基準原料価格を上回った場合 プラス調整:
平均原料価格が基準原料価格を上回った場合


マイナス調整:平均原料価格が基準原料価格を下回った場合 マイナス調整:
平均原料価格が基準原料価格を下回った場合


各種係数
ⓐ~ⓓの数値はご提供エリアにより異なる係数を適用します。 ⓐ~ⓓの数値はご提供エリアにより
異なる係数を適用します。
各種係数 ご提供エリア | 関東 | 関西 | 中部 |
LNG構成比率 | 0.9479 | 0.9476 | 0.9576 |
---|---|---|---|
LPG構成比率 | 0.0546 | 0.0569 | 0.0466 |
基準原料価格 | 57,250円/トン | 64,090円/トン | 83,350円/トン |
基準単価 | 0.081円※ /㎥ | 0.081円※ /㎥ | 0.081円※ /㎥ |
関東 | |
LNG構成比率 | 0.9479 |
---|---|
LPG構成比率 | 0.0546 |
基準原料価格 | 57,250円/トン |
基準単価 | 0.081円※ /㎥ |
関西 | |
LNG構成比率 | 0.9476 |
LPG構成比率 | 0.0569 |
基準原料価格 | 64,090円/トン |
基準単価 | 0.081円※ /㎥ |
中部 | |
LNG構成比率 | 0.9576 |
LPG構成比率 | 0.0466 |
基準原料価格 | 83,350円/トン |
基準単価 | 0.081円※ /㎥ |