事実を分かりやすくお伝えする

福島第一原子力発電所の事故直後、情報公開の迅速さと的確さを欠き、広報活動に不備がありました。その後、リスクの総点検や公開、発表・資料の分かりやすさの向上などに取り組んでおりましたが、福島第一原子力発電所構内のK排水路に関する情報公開の問題などにより、国内外の皆さまから「東京電力の体質は未だ変わっていない」「情報公開に関する組織の判断力がない」との不信をお招きしました。
現在は、放射線データの全数公開を実施しており、今後も、社会・地域の皆さまからご意見をいただきながら、分かりやすい情報公開に努めてまいります。

インタビューのようす

全データ公開
  • 福島第一原子力発電所で測定する全ての放射性データを公開する。
  • データはWeb等で広く公開し、特に社会的関心の高いものは会見等で解説する。
  • 新たな公開ルールと運用実績等は、定期的に社外から監視・評価を頂き、透明性・信頼性を高める。
リスクの総点検と公開
  • 福島第一原子力発電所の敷地境域外に影響を与える可能性があるリスクを広く対象とした、リスクの総点検を実施。
  • 早急に対策が必要なものには対策を実施し、早期または順次、追加対策を実施するもの、調査が必要なものに分けて、結果を広く公開した。
不適合情報の公表
  • 発電所におけるトラブルや不具合に関する情報を開示。
  • 安全運転に影響しない比較的軽度な機器の不具合も含めて公表。