目的

太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入が急速に進んだ結果、余剰電力の発生や周波数調整力の不足、系統電圧の上昇等の様々な将来的な課題が提起されており、これらを解決するソリューションとして、バーチャルパワープラント(VPP)の社会実装に向けた取組みを協力事業者様と進めています。

概要と成果

VPPアグリゲーション事業の構築に向けて、需給調整市場メニューの仕様に基づいた技術実証や市場参入における制度や技術課題の検討等の取組みを進めています。

【VPPアグリゲーション事業の概念図】

共同研究(開発)者

当社(主幹事企業)、日本電気株式会社、Goal connect株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、株式会社東光高岳、積水化学工業株式会社、一般財団法人日本気象協会、エリーパワー株式会社、株式会社エナ・ストーン、大崎電気工業株式会社を含む23社

成果の適用先・事例

21年度に開設された需給調整市場「三次調整力②」の取引への参入を協力事業者様と実現しました。今後も、一次調整力等の需給調整市場における他メニューや容量市場の取引への参入を目指した取組みを進めていきます。

担当部署

経営技術戦略研究所 リソースアグリゲーション推進室 事業開発G