2024年3月25日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

 福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海域モニタリング結果の状況】
・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果は、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化している(2022年4月20日から試料採取を開始)。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・1号機の原子炉注水設備においては、原子炉格納容器の水位を計画的に低下させるため、原子炉注水量を変更する。
 現在の原子炉格納容器水位(圧力抑制室底部から約8.5m)から、最終的な水位として圧力抑制室の中央部付近(圧力抑制室底部から約4m)を目指し水位低下を行う。
 その過程では約50cmごと、段階的に8つのホールドポイントを設けることとし、ホールドポイントに向けて水位を低下させる期間と、ホールドポイントにて水位を維持し影響を確認する期間、各々2週間程度設ける予定。
 今回、ホールドポイント1(圧力抑制室底部から約7.9m)に向けた水位低下のため、下記の通り原子炉注水量を変更する。
 (3月26日の原子炉注水量変更予定:3.8m3/h→3.4m3/h)
 この間、水位低下傾向を監視しつつ、下記の設定流量の範囲の中で随時調整する。
 (設定流量:3.4±0.3m3/h)
 水位がホールドポイント1到達後は、水位維持のため、下記の通り原子炉注水量を変更する。
 (ホールドポイント1付近到達後の原子炉注水量変更予定:3.4m3/h→3.6m3/h)
 この間、水位安定傾向を監視しつつ、下記の設定流量の範囲の中で随時調整する。
 (設定流量:3.6±0.3m3/h)
 なお、設定流量の範囲を超えて流量を調整する場合はお知らせする。
 引き続き、関連パラメータについて、慎重に監視してまいる。
<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2023年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2022年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。