2022年8月19日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
〇8月18日午後2時46分頃、福島県沖を震源とする地震が発生。
 発電所周辺町での最大震度は4。(気象庁発表)
 (双葉町:震度3、大熊町:震度3、楢葉町:震度4、富岡町:震度3)
  発電所内で観測された地震加速度の最大値は、6号機原子炉建屋基礎マットにおいて、
水平:11.4ガル、垂直:5.3ガル
 [8月18日午後3時10分現在]
 プラント状況は以下の通り。
 ・1~6号機設備プラントパラメータ               異常なし
 ・滞留水移送設備・水処理設備パラメータ            異常なし
 ・原子炉注水設備(1~3号機)                 運転継続
  ※4号機は地震発生前から停止中
 ・使用済燃料プール冷却設備(1、2、5、6号機、共用プール)   運転継続
  ※3、4号機は地震発生前から停止中
 ・陸側遮水壁設備                       運転継続
 ・モニタリングポスト指示値                  有意な変動なし
 ・発電所敷地境界・構内ダストモニタ指示値           有意な変動なし
 ・構内線量表示器指示値                    有意な変動なし
 ・海水放射線モニタ・構内排水路モニタ指示値          有意な変動なし
〇地震後のパトロールを実施した結果、各設備に異常がないことを確認。
 また、本地震によるけが人の発生は確認されてない。
 
【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海域モニタリング結果の状況】
・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果は、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化しています(2022年4月20日から試料採取を開始)。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
【1~6号機の状況】
 ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。