2023年2月17日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(2月17日)、電気事業連合会が、新たなプルトニウム利用計画を公表しました。

 電力9社(除く沖縄電力)と日本原子力発電、電源開発の電力11社は、「我が国におけるプルトニウム利用の基本的な考え方」(2013年7月、2018年7月原子力委員会決定)に基づき、利用目的のないプルトニウムは持たないとの原則の下、プルトニウム保有量の適切な管理に向けて、最大限取り組んでおります。

 また、「プルサーマル計画の推進に係るアクションプラン」(2022年12月策定、電気事業連合会より公表)を踏まえ、地元理解に向けた各社の取り組みの情報共有・知見の共有、自社で保有するプルトニウムは自社の責任で消費することを前提としつつ事業者間でプルトニウムを交換することなどを、計画的に進めているところです。

 当社は、現段階では、プルサーマルの具体的な計画について見通せる状況にはありませんが、資源の乏しいわが国において、将来にわたりエネルギーを安定的に確保していくためには、国内における原子燃料サイクルの確立は不可欠との認識の下、プルサーマルを推進していくという方針に変わりありません。

 地域のご理解を大前提に、引き続き、電気事業連合会をはじめ、関係各所と連携して、プルトニウムの利用を推進してまいります。

以 上

【参考】電気事業連合会HP
https://www.fepc.or.jp/about_us/pr/oshirase/1261073_1458.html