2023年1月23日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は本日、連結子会社である東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、「東電EP」)が実施する第三者割当増資の全額を引き受けることを決定しました。

 昨今のウクライナ情勢等に伴う燃料・卸電力市場価格の高騰に加えて、急激な円安の進行等の影響により、東電EPの財務の毀損も進んでおり、2022年6月末時点に67億円の債務超過の状態に陥ったことを受け、当社は、2,000億円の増資を引き受けることとした旨を同年8月31日にお知らせし、10月31日に完了しました。

 しかしながら、引き続き燃料・卸電力市場価格は高水準で推移する見通しであり、2023年3月期の東電EPの収支は、約5,050億円の経常赤字となる見通しです。こうした状況を踏まえ、改めて東電EPの財務基盤の立て直しが必要と判断し、3,000億円の追加増資の引受けを行うことといたしました。

 それに加えて、低圧料金メニューの見直しなどにより、当社は東電EPの財務基盤を立て直し、引き続き「電力の安定供給」の責務を果たしてまいります。

以 上

<参考1>追加増資の概要

(1)追加増資の金額3,000億円
(2)割当先当社
(3)追加増資の払込期日2023年1月31日(予定)
(4)追加増資後の資本金2,600億円

(4)追加増資後の資本金は、東電EP設立時の資本金100億円に加えて、2022年10月31日に完了した増資の半額1,000億円と、今回実施する増資の半額1,500億円を加えたもの

<参考2>初回増資の概要

(1)初回増資の金額2,000億円
(2)割当先当社
(3)効力発生日2022年10月31日
(4)初回増資後の資本金1,100億円