2022年11月14日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、多核種除去設備等処理水(以下、ALPS処理水)の取扱いについて、2021年4月に決定された政府の基本方針を踏まえ、ALPS処理水希釈放出設備および関連施設の設計および運用等の具体的な検討を進め、同年12月、原子力規制委員会に「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画変更認可申請書」を申請し、7月22日に認可をいただきました。
 その後、「1号機原子炉建屋を覆う大型カバーへの換気設備他設置」に関する補正申請の中でALPS処理水希釈放出設備に関する主要配管の仕様追加に伴う記載の適正化を行うため、2022年10月17日、「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画変更認可申請書」の一部補正について、原子力規制委員会に申請し、10月27日に認可をいただきました。

2022年10月31日までにお知らせ済み

 本日、ALPS処理水希釈放出設備の運転・保守管理等の組織体制、海洋放出前に放出基準を満足していることを確認するための測定・評価対象核種、海洋放出に係る放射線環境影響評価結果(建設段階)等を反映することから、「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画変更認可申請書」を原子力規制委員会に申請いたしました。今後、原子力規制庁が行う審査に真摯に対応してまいります。

 ALPS処理水の取扱いにつきましては、引き続き、政府の基本方針を踏まえた取組を徹底するとともに、引き続き、関係者の皆さまのご意見を丁寧にお伺いし、さらなる安全確保を図ってまいります。

<別紙>

以 上

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