2020年4月13日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

 このたび、福島第一原子力発電所において、月毎の個人線量を評価する準備作業を行っていた際、各企業の線量評価担当者に対して、他企業の個人情報(個人番号、氏名、所属企業名、APD線量値)を誤って送信していたことが判明いたしました。
 関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを、深くお詫び申し上げます。

1.経緯
  2020年4月7日15時40分頃、当社から各企業の個人線量データ送付を委託している協力企業が、各企業へメールを送付している最中に、メールを受領した企業から他企業のデータが含まれているとの連絡を受けました。送付したメールを確認した結果、79社のうち39社に、他企業の個人線量データ(6,053件)が入った状態で送付していたことが判明いたしました。

2.対応状況
  発生同日(4月7日)に誤ってデータを送付した39社に連絡し、当該メールを削除した事および第三者が本データを閲覧していない事を確認しております。

3.原因と再発防止策
  原因は、データ仕分け時の手順相違とメール送信時の確認不足であり、再発防止策として、チェックリストによる手順の確認、およびメール送信時に対象外のファイルが含まれていないことの確認を確実に行う(暫定対策)とともに、個人情報を含んだ線量評価に必要なファイルを各企業にメール送付せず、システムにて各企業が閲覧出来る方法に変更を行い(恒久対策)、個人情報管理の徹底をしてまいります。今後、再発防止策を徹底するとともに、個人情報の厳重・厳正な取り扱いを行ってまいります。

以 上