2020年3月18日
東京電力ホールディングス株式会社
Ørsted A/S

 東京電力ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:小早川 智明、以下「東電HD」)とØrsted A/S(本社:デンマーク王国フレゼリシア、CEO兼社長:ヘンリク・ポールセン、以下「Ørsted社」)は、本日、銚子沖洋上風力プロジェクトの推進に向けた共同出資会社「銚子洋上ウインドファーム株式会社」を設立することに合意しました。

 東電HDおよびØrsted社は、昨年1月に洋上風力の協働に関する覚書を締結し(2019年1月18日お知らせ済み)、銚子沖洋上風力プロジェクトの共同開発の枠組みや体制を構築してまいりました。

 今後、両社は、銚子洋上ウインドファーム株式会社を通じて、国による銚子市沖の促進区域指定後の公募占用計画の提出に向けて銚子沖洋上風力プロジェクトの開発を進めてまいります。

 東電HD小早川代表執行役社長のコメント;
 「東京電力とØrsted社のパートナーシップは、素晴らしい発展を遂げており、この度、銚子沖洋上風力プロジェクトの実現に向けた共同開発の準備が整いました。両社は、それぞれの強みや専門能力を効果的に組合せ、活用することができる他に類を見ない枠組みを確立することに合意しました。これが銚子沖洋上風力プロジェクトの実現のための鍵となるものと確信しています。」

 「東京電力は、本年4月に再生可能エネルギーを主力電源の一つとすべく、東京電力リニューアブルパワーを本格始動します。Ørsted社とのパートナーシップおよび新しい共同出資会社「銚子洋上ウインドファーム株式会社」の設立は、東京電力グループおよび東京電力リニューアブルパワーの事業成長の推進力となります。」

 Ørsted社ヘンリク・ポールセンCEO兼社長のコメント;
 「これまで1年以上にわたる東京電力との密接な協働によって、銚子沖洋上風力プロジェクトのための共同出資会社を設立できたことを嬉しく思います。Ørstedの世界各国での豊富な経験と東京電力の地元に根ざした強みを活かして占用公募制度への応募に全力を尽くしてまいります。」

 「この共同出資会社の設立は、日本における再生可能エネルギー発電の拡大目標の達成を目指すØrstedと東京電力の重要なステップであるだけではなく、Ørstedが日本市場へ参入し、アジア太平洋地域において日本が洋上風力の主要マーケットとなることに貢献していくための画期的な瞬間でもあります。」

以 上

<参考>