2017年11月20日

2017年11月20日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(11月20日)午前6時24分、2号機原子炉格納容器ガス管理設備(以下、「PCVガス管理設備」という。)A系を保守作業のため停止しました。その後、午前8時10分にPCVガス管理設備B系の異常を示す警報(2号機PCVガス管理出口ダストラジエーションモニター B 流量異常 高/低)が発生しました。

 これにより、短半減期核種の放射能濃度が監視できない状態となりました。

 このことから、午前8時30分、特定原子力施設の保安第1編第24条「未臨界監視」にて定める原子炉格納容器ガス管理設備の放射線検出器において2号機の運転上の制限「1チャンネルが動作可能であること」を満足できていないと判断しました。

 また、原子炉圧力容器底部温度や、他のプラントパラメータについて異常はなく、モニタリングポストおよびダストモニタの指示値に有意な変動はなく、現時点で未臨界状態を維持できていると考えております。

 現在PCVガス管理設備の復旧作業を進めております。

 なお、炉内への注水も正常に継続されております。

以 上

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