プレスリリース 1999年

平成11年度技術開発計画について



                                                 平成11年4月22日
                                               東京電力株式会社

  当社は、このたび平成11年度の技術開発計画をとりまとめました。

  平成11年度の重要テーマはまず、電力の小売自由化を控え、価格競争力をさら
に強化するために「店所の自律経営を支え、コスト低減に資する技術開発」を推
進し、引き続き効率化・コストダウンを図ることです。
 また、当社が昨年秋に定めた「お客さまと株主・投資家から選択していただけ
る経営体質を確立する」、「公益事業としての使命を果たすとともに、新たな成
長、発展につながる事業領域を開拓する」という中期的な経営目標に資するため、
新たに「お客さまサービスの充実と拡大につなげる技術の開発」を重要テーマに
盛り込みました。
 さらに、地球温暖化対策や燃料資源の有効活用といった、当社がかねてより積
極的に取り組んでいるテーマについて、「環境問題への対応と長期的なエネルギ
ーセキュリティーの確保」として引き続き研究に力を入れるとともに、電気事業
に関わる固有の技術開発テーマについても「基盤技術力の強化」の視点から引き
続き取り組んでまいります。

 今年度の技術開発に関する費用は、649億円(前年度計画比で3.3%減)を予定し
ており、テーマ別の主な内容は次の通りです。(各研究内容については5ページ
以降をご参照ください。)

1.「店所の自律経営を支え、コスト低減に資する技術開発」
 電力自由化に向けて価格競争力をさらに強化していくためには、何よりもまず、
効率的な組織運営を目指して店所の自律経営を一層進め、それぞれの店所におけ
る収支目標を達成していくことが必要不可欠です。
 そのために、設備投資の削減、業務の効率化、設備保守の合理化などにつなが
る短期的技術開発テーマに取り組むとともに、抜本的なコスト低減を目指す研究
や負荷平準化に向けた技術開発を推進します。
 ・流通設備の稼働率向上
 ・設備診断技術
 ・業務効率化に役立つ情報通信技術の活用研究
 ・土木・建築設備の設計合理化手法の研究
 ・原子力プラントの経年対策技術
 ・負荷平準化に役立つ蓄熱機器の多様化
 ・電力貯蔵用NAS電池 など


2.「お客さまサービスの充実と拡大につなげる技術の開発」
 これまで蓄積してきた当社の技術資源の活用や技術サービスの充実によって、
お客さまの多様なニーズにお応えすると同時に、当社の事業領域拡大につながる
研究に取り組みます。
  ・情報通信技術とネットワークインフラを活用した多様な付加価値サービス  
  ・分散型電源システムの技術評価                                        
  ・国内外での技術コンサルティングに向けた技術の体系化 など            


3.「環境問題への対応と長期的なエネルギーセキュリティーの確保」
 CO2の排出削減など地球環境問題に対応しつつ、将来にわたって電力を安定的
に供給するために、発電段階でCO2を発生しない原子力や、高効率化発電などに
向けた各種技術開発を推進します。
 ・原子燃料サイクル関連技術
 ・高効率石炭利用技術
 ・環境影響評価技術
 ・廃棄物処理・リサイクル技術
 ・基幹系統構築のための技術
 ・革新的送電技術 など


4.「基盤技術力の強化」
 基盤技術力の強化に引き続き取り組み、当社技術開発センターの研究設備を活
用した技術開発を推進します。 
 ・電力系統解析技術
 ・高電圧・絶縁解析技術
 ・情報通信技術
 ・構造設計・材料評価技術
 ・電力設備の耐震技術
 ・運転・保修のヒューマンファクタ など


                               以 上



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