平成25年２月４日
東京電力株式会社

　平成24年度第３四半期の売上高は、前年同期比14.0％増の4兆3,342億円（単独では同15.4％増の4兆1,833億円）、経常損益は1,950億円の損失（単独では2,294億円の損失）となりました。

　販売電力量は、一昨年に発生した東日本大震災の影響からの反動増などにより、前年同期比2.4％増の1,976億kWhとなりました。
　内訳としては、電灯は前年同期比1.9％増の663億kWh、電力は同0.2％増の80億kWh、特定規模需要は同2.8％増の1,233億kWhとなりました。

　収入面では、電気事業において、燃料費調整制度の影響により電気料収入単価が上昇したことや販売電力量が増加したことに加え、料金改定による影響などから、電気料収入は前年同期比15.9％増の3兆9,060億円となりました。これに地帯間販売電力料や他社販売電力料などを加えた売上高は、前年同期比14.0％増の4兆3,342億円（単独では同15.4％増の4兆1,833億円）、経常収益は前年同期比13.6％増の4兆3,828億円（単独では同14.9％増の4兆2,161億円）となりました。

　一方、支出面では、電気事業において、原子力発電の全機停止により火力燃料の消費量が増加したことに加え、燃料価格の上昇などにより、燃料費が増加したことなどから、経常費用は前年同期比12.3％増の4兆5,779億円（単独では同13.2％増の4兆4,455億円）となりました。

　また、固定資産や有価証券の売却および退職年金制度の見直しなど経営合理化を加速するとともに、単独において、原子力損害賠償支援機構資金交付金6,968億円を新たに計上した結果、特別利益は8,550億円（単独では8,582億円）となる一方、災害特別損失252億円、原子力損害賠償費6,281億円を特別損失に計上したことなどから、四半期純損益は、22億円の損失（単独では149億円の損失）となりました。

以　上

添付資料
・決算概要（PDF 16.7KB）
・収支比較表（当社単独）（PDF 14.2KB）
・通期の見通し（PDF 13.6KB）
・＜参考１＞収支諸元表（単独）（PDF 13.5KB）
・＜参考２＞特別利益の内訳（単独）（PDF 9.64KB）

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