プレスリリース 2011年

緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について

                             平成23年9月30日
                             東京電力株式会社

 これまで当社は、福島第一原子力発電所における作業者の被ばく線量について、
  ・内部被ばく線量
  ・外部被ばく線量
の2つに分けて評価を進めてきました。

 その結果は、厚生労働省の報告期限が到来するごとに、順次、以下の事項につい
て中間報告を行い、公表してきました。
 (a) 3月から7月分の内部被ばく線量の評価結果(対象者14,841名。但し、連絡
   先不明者65名を含む456名は今後評価予定。)*1 
 (b) (a)のうち、内部被ばく線量と外部被ばく線量を合算した評価が、250mSvを
   超える作業者の、内部被ばく線量の詳細評価*2結果(6名)
 (c) (a)のうち、内部被ばく線量の評価が20mSvを超える作業者の、内部被ばく線
   量の評価結果(349名:上記(b)の6名を含む)
        (平成23年6月10日20日7月7日9月15日 お知らせ済み)
        
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 本日、当社は、以下の2点についてとりまとめ、厚生労働省へ報告しましたので、
お知らせします。
(1)被ばく線量の評価状況(別紙 添付資料1)
 ・3月から7月分の内部被ばく線量の評価が終わらなかった作業者は、9月15日
  時点の456名から163名となりました。今回評価を終えた作業者の結果は以下の
  通りです。
    20mSv超   0名
 ・8月に新たに従事した作業者の人数は1,142名であり、外部被ばく線量の最大
  値は18.27mSvでした。
 ・8月分の内部被ばく線量の評価を終えた作業者の結果は以下の通りです。なお、
  今後評価予定の作業者が115名おります。
    20mSv超   0名
(2)連絡先不明の作業者への調査進捗状況について
 ・別紙 添付資料2の通り、報告しました。
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 なお、今後以下の通り、厚生労働省への報告を予定しております。
 ・本日報告時点で評価が終わっていない3月から8月分および9月分の作業者の
  被ばく線量評価値(10月31日)
 ・連絡先不明の作業者の調査進捗状況(10月31日)

                                  以 上

*1 8月31日報告時点の3月から7月分の評価済みの人数

*2 内部被ばく線量の詳細評価
 内部被ばく線量の評価は、まず、Jヴィレッジ隣接の広野サッカー場に設置して
いるホールボディーカウンタ(WBC)での残留放射性物質量の測定により行う。そ
の結果が20mSvを超えた場合、詳細評価として、ヒアリング調査等に基づく摂取日
を特定した再評価や、独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA)の精密検査用
WBCによる詳細測定を行う。新たに評価が進んだ場合は数値が見直される場合がある。

<別紙> 
 福島第一原子力発電所における内部被ばく管理の強化等について(PDF 83.8KB) 



	

	



			
			
		

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