プレスリリース 2011年

福島第一原子力発電所2号機二重扉開放に伴い実施した環境モニタリングにおける不適合の原因と再発防止対策について

                             平成23年6月30日
                             東京電力株式会社

 当社は、福島第一原子力発電所2号機における原子炉建屋内の作業環境を改善す
るため、フィルタ付き局所排風機を設置して数日間建屋内の空気を循環させた後、
平成23年6月19日午後8時51分から、原子炉建屋内のダストが舞い上がらないよう
原子炉建屋の二重扉を開度調整しながら開放し、6月20日午前5時に全開といたし
ました。
 この二重扉開放に関して、発電所の敷地境界に設置してあるモニタリングポスト
の指示値(至近の水準は、数十マイクロシーベルト/時程度)への影響を評価した
結果、指示値が変動しないレベルであることを確認しております。
 また、発電所構外3〜5km地点においても、可搬式の測定器によるモニタリング
を実施したところ、そのうちの1箇所(双葉町山田)の測定地点において有意な上
昇が確認されたことから、測定状況を確認したところ、測定地点が異なっていたこ
と等が原因と判明しました。
 なお、異なる2地点で測定されたモニタリングデータの数値の違いは、周囲の環
境の違いによるものであると考えております。
                  (平成23年6月8日以降、お知らせ済み)

 当社は、この発電所構外における測定地点が異なったことに関して、経済産業省
原子力安全・保安院より、原子炉建屋扉開放に伴い実施したモニタリングの妥当性
について再度検証するとともに、改善すべき点がある場合には、その再発防止対策
について、検証結果とあわせて報告するよう、口頭で求められたことから、その原
因と再発防止対策をとりまとめ、昨日、同院へ報告いたしましたので、お知らせい
たします。

                                  以 上

○添付資料
 福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋扉開放時環境モニタリングにおける不適
 合の原因と再発防止策について(概要)(PDF 89.1KB)




	

	



			
			
		

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