プレスリリース 2009年

新潟県中越沖地震後の当社柏崎刈羽原子力発電所7号機の営業運転再開について

                             平成21年12月28日
                             東京電力株式会社

 当社柏崎刈羽原子力発電所7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロワ
ット)は、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の影響により停止し、平
成19年11月15日より第8回定期検査を行ってまいりました。
 地震発生以降、設備の点検、健全性確認、復旧ならびに耐震強化工事を行うとと
もに、所定の検査を実施してまいりました。

 その後、平成21年5月9日に原子炉を起動、平成21年5月20日に発電を開始し調
整運転を続けてまいりましたが、漏えい燃料が確認されたことから、平成21年9月
26日に原子炉を停止し、漏えい燃料に関する詳細調査を実施するとともに、調査で
確認された漏えい燃料集合体1体ならびに異物フィルタなしの燃料集合体など計100
体について、異物フィルタ付きの新燃料に取り替えを完了しました。
 平成21年11月10日に発電を再開し調整運転を続けてまいりましたが、本日午後4
時45分、経済産業省の総合負荷性能検査を終了し、営業運転を再開いたしました。

 地震発生からこれまでの間、地域の皆さまをはじめ、多くの方々より貴重なご意
見、ご支援、ご指導をいただきましたことに、改めて感謝を申しあげます。
 7号機につきましては、今後も安全を第一として運転を行うとともに、他号機も
含め引き続き安全で災害に強い原子力発電所となるよう全力で努めてまいります。

                                  以 上
English
* 異物フィルタ付きの新燃料    燃料への異物の影響を更に低減するため、燃料の下部にフィルタ機能を持た   せた燃料。 (参考)柏崎刈羽原子力発電所の現況      1号機(110万キロワット)    定期検査中      2号機(110万キロワット)    定期検査中      3号機(110万キロワット)    定期検査中      4号機(110万キロワット)    定期検査中      5号機(110万キロワット)    定期検査中      6号機(135万6千キロワット)  停止中      7号機(135万6千キロワット)  運転中

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