プレスリリース 2009年

山梨県米倉山地点におけるメガソーラー発電計画に関する基本協定の締結について

                             平成21年11月6日
                             山   梨   県
                             東京電力株式会社

 山梨県(知事:横内 正明[よこうち しょうめい])と東京電力株式会社(取締
役社長:清水 正孝[しみず まさたか])は、山梨県甲府市米倉山[こめくらやま]
地点におけるメガソーラー発電計画を共同で進めることについて本年1月27日に合
意しておりますが、本日、具体的な建設等に関する基本協定を締結いたしました。

 本計画は、山梨県と東京電力が共同で進めるもので、山梨県は太陽光発電所の土
地の提供をはじめ、本計画を通じた太陽光発電の普及啓発活動を推進し、東京電力
は、太陽光発電所の建設、運転および維持管理を担うこととして協議を行ってまい
りましたが、このたびの基本協定では、以下の具体的な内容を合意いたしました。
○米倉山太陽光発電所(仮称):
 ・県所有地において、出力10,000kWの太陽光発電所を東京電力が建設
 ・平成23年度中に出力約5,000kWの一部営業運転開始
 ・平成25年度末までに出力10,000kWにて営業運転開始
○太陽光発電等PR施設:
 ・県の設置・運営による、太陽光発電等の普及啓発活動を目的としたPR施設を
  平成23年度中に運営開始

 なお、今回の計画による出力10,000kWの太陽光発電所から得られる年間の発電電
力量は、一般家庭約3,400軒分の年間使用電力量に相当する約1,200万kWhを見込ん
でおり、これによるCO削減効果は、年間約5,100t(一般家庭約1,000軒分の年
間CO排出量に相当)を見込んでおります。

 山梨県では、今年3月に策定した「山梨県地球温暖化対策実行計画」に基づき、
地球温暖化対策を計画的、総合的に推進していくこととしております。
 このたびのメガソーラー発電計画は実行計画の中核を成すものであり、今後とも、
全国有数の日射量を有している山梨県の地域特性を活かし、太陽光発電などの再生
可能エネルギーの導入や普及啓発などに、これまで以上に取り組んでまいります。

 東京電力は、低炭素社会の実現に向けた非化石エネルギー比率の向上を目的とし
て、今後も、太陽光発電について様々な取り組みを通して普及拡大を支援していく
とともに、自治体との共同事業を含め、メガソーラー発電の自社導入を目指してま
いります。

                                  以 上

添付資料
・別紙:山梨県におけるメガソーラー発電の設置事業の概要(PDF 243KB)



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