プレスリリース 2007年

定期検査中の福島第二原子力発電所2号機の発電開始について

                             平成19年9月11日
                             東京電力株式会社

 当社・福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
平成19年4月6日以来、第17回定期検査を実施してまいりましたが、9月10日午後
6時、発電を開始いたしました。
 今後、出力を定格出力まで上昇させて調整運転を続けたのち、10月上旬に経済産
業省の総合負荷性能検査を受け、定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事)

1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体764体中176体を取り替えました。
2.非常用炉心冷却系ストレーナ取替工事
   圧力抑制室プール内の非常用炉心冷却系ストレーナを大容量ストレーナに取
  り替えました。
3.起動領域モニタ設置工事
   従来の駆動式の中性子源領域モニタ検出器4台と中間領域モニタ検出器8台
  を、保守性の向上および保守における被ばくの低減を目的に炉内固定式の起動
  領域モニタ検出器8台に取り替えました。
4.主変圧器取替工事
   主変圧器内部のボルト締め付け部分を緩まない対策を施した変圧器に取り替
  えました。
5.原子炉再循環系配管等修理工事
   原子炉再循環系配管等のうち、応力改善がされていない溶接部について、点
  検ならびに残留応力低減の対策を行いました。

                                  以 上

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット)      定期検査中
     2号機( 78万4千キロワット)    運転中
     3号機( 78万4千キロワット)    定期検査中
     4号機( 78万4千キロワット)    運転中
     5号機( 78万4千キロワット)    運転中
     6号機(110万キロワット)      運転中

福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      9月10日から発電開始
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)      運転中

柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)      定期検査中
     2号機(110万キロワット)      停止中
     3号機(110万キロワット)      停止中
     4号機(110万キロワット)      停止中
     5号機(110万キロワット)      定期検査中
     6号機(135万6千キロワット)    定期検査中
     7号機(135万6千キロワット)    停止中

  これにより、停止中のプラントは、9基、合計945万6千キロワット、
運転中のプラントは、8基、合計785万2千キロワットとなります。

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします