プレスリリース 2006年

福島第一原子力発電所2号機の原子炉手動停止について


                            平成18年3月20日
                            東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)
は、定格出力にて運転中のところ、平成18年3月14日午前9時41分、原子炉再循
環ポンプ*1(A)「インバータ*2(A)重故障」の警報が発生し、当該ポンプ
が自動停止したため、発電機出力が約33万キロワットまで低下しました。
                     (平成18年3月14日お知らせ済み)

 その後、プラントを安定に維持するため発電機出力を約17万キロワットまで降
下させ原因調査を行ったところ、インバータ内の電気回路の一部に故障が認めら
れたことから、今後詳細な調査および対策を実施するため、プラントを手動停止
することといたしました。
 プラントの停止操作は、本日午後7時より開始いたします。

 なお、今回のプラント停止において、現在、原子炉内に装荷されているハフニ
ウム板型制御棒22本の取り替えを実施いたします。

                                 以 上

*1 原子炉再循環ポンプ
    原子炉圧力容器の中の水(冷却材)を循環させるポンプで、運転中はポ
   ンプの回転数(スピード)をインバータで制御することにより、原子炉の
   出力をコントロールしている。このポンプは2台設置されている。
*2 インバータ
    直流電源を所定の周波数の交流電源に変換する装置。

添付資料
・福島第一原子力発電所2号機原子炉再循環ポンプ制御の概要図(PDF 9.6KB)
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