プレスリリース 2004年

新潟県中越地震による当社送電線鉄塔基礎部分への影響に関する調査結果と対策について

                            平成16年12月10日
                            東京電力株式会社

 当社は、新潟県中越地震の影響により、中東京幹線山線の一部の鉄塔において、
基礎部分近辺の崩落、および脚部の変形を確認したため、さらに詳細な調査をお
こなうとともに、対策を実施することといたしました。
 なお、当該送電線については、送電を停止しましたが、電力供給に支障はあり
ませんでした。
                        (10月27日お知らせ済み)

 詳細調査の結果、中東京幹線山線において、新たに基礎部分等の崩落や脚部の
変形、また南新潟幹線および新新潟幹線においても表層土の軽微な亀裂等を確認
いたしました。(被害基数61基)
 その後、これらに対し対策を実施してまいりましたが、昨日、中東京幹線山線
の一部区間(電源開発株式会社田子倉発電所〜No.112鉄塔)で、送電を開始しま
したのでお知らせいたします。
 なお、中東京幹線山線の一部の鉄塔については、冬期の電力供給上支障がない
ため、保全上の仮復旧対策を行い、春以降に本復旧対策を実施することといたし
ます。

 調査結果および対策の概要は以下のとおりです。


○中東京幹線山線
 ・所在地:新潟県
 ・電 圧:27万5千ボルト
 ・こう長:約70km(全180基)
     (当社信濃川発電所〜電源開発株式会社田子倉発電所)
 ・被 害:基礎部分の法面崩落や部材変形、鉄塔敷地内における表層土の軽微
      な亀裂等 39基

 ・対 策:【送電区間】
       基礎・部材補強等 7基
       簡易土留め等   15基

      【停止区間】(仮復旧対策)
       基礎・部材補強等 3基
       簡易土留め等   7基
       電線撤去     No.112鉄塔〜No.122鉄塔間

       ※来春以降、建替3基(1基撤去済)、基礎・部材補強等4基を
        含めた本復旧対策を実施予定。


○南新潟幹線
 ・所在地:新潟県、群馬県
 ・電 圧:50万ボルト
 ・こう長:約111km(全201基)
     (柏崎刈羽原子力発電所〜西群馬開閉所)
 ・被 害:鉄塔敷地内における表層土の軽微な亀裂等 6基
 ・対 策:簡易土留め等 6基


○新新潟幹線
 ・所在地:新潟県、群馬県
 ・電 圧:50万ボルト
 ・こう長:約99km(全214基)
     (柏崎刈羽原子力発電所〜西群馬開閉所)
 ・被 害:鉄塔敷地内における表層土の軽微な亀裂等 16基
 ・対 策:簡易土留め等 16基

                                 以 上


添付資料
・周辺系統図(PDF 63.7KB) 


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