プレスリリース 2004年

福島第二原子力発電所4号機タービン建屋における人身災害に関するその後の調査結果と今後の対応について

                             平成16年3月31日
                             東京電力株式会社

 当社・福島第二原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
平成15年2月1日より第12回定期検査を実施しておりますが、平成16年3月26日午
前9時20分頃、タービン建屋2階の廃材処理作業エリア内において、協力企業の方
2名が作業のためのエアラインマスクを装着した後、意識を失い倒れたため、ただ
ちに救急車を要請し、病院へ搬送いたしました。その後の調査で、エアラインマス
クに空気を供給する系統と窒素を供給する系統の接続部の仕切弁および逆止弁に漏
えいを確認いたしました。このことから、エアラインマスクに空気を供給する系統
に窒素が混入し、酸素濃度が低下したため、酸素欠乏により意識を失い倒れたもの
と推定いたしました。(平成16年3月26日、3月28日お知らせ済み)

 2名の方は現在、歩行や会話、食事などが通常の状態に戻ってきておりますが、
引き続き経過観察のために入院されています。

 その後の調査により、窒素が漏えいしていた二つの弁を分解点検した結果は次の
通りです。
 ・仕切弁については、弁座にさびの固まりが付着し、弁体にはさびの噛み込み傷
  が確認された。
 ・逆止弁については、弁フタと弁体との摺動部分にさびが付着し、弁が開いたま
  まで固着していた。
 これらにより、結果として二つの弁が完全に閉じられず、窒素が空気を供給する
系統に漏れ込んだものと推定いたしました。
 また、作業用空気を供給する系統と窒素を供給する系統については、当該4号機
のみが直接、接続する構造となっており、福島第一原子力発電所および柏崎刈羽原
子力発電所の各号機、ならびに福島第二原子力発電所1〜3号機においては直接、
接続する構造とはなっていないことを確認しております。
 これまでの調査結果を踏まえ、再発防止対策として次の措置を講ずることとし、
これを着実に実施してまいります。
 ○作業用空気を供給する系統と窒素を供給する系統を分離し、作業用空気を供給
  する系統への窒素混入を防止する。
 ○エアラインマスクへの空気供給については、当社原子力発電所の全プラントに
  おいて専用の空気供給機を使用する。

 今後も作業安全のより一層の向上が図れるよう検討を継続してまいります。

                                  以 上

別紙:福島第二原子力発電所4号機 所内用圧縮空気系 概略図/ 
   事象発生時の当該弁の状態および窒素の流れ図(PDF 48.7KB) 


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