プレスリリース 2002年

支店組織の改編について



                         平成14年4月25日
                         東京電力株式会社


 当社は、かねてより経営環境の変化に機動的かつ効率的に対応するため
組織改革を進めてまいりましたが、さらなるお客さま満足の獲得をめざし
て、7月1日より支店の組織を大幅に改編することといたしました。
 このたび実施する支店の組織改編は、地域のお客さまのお問い合わせや
ご要望にワンストップで迅速かつ的確にお応えし、お客さまサービスの向
上、営業活動の機動的な展開をめざすとともに、一層の組織・業務運営の
効率化や自律的経営の強化を図ることを目的としたものです。

 組織改編の具体的内容は、以下のとおりです。
1.第一線機関の統合と新しい「支社」の設置
   お客さまに最も近い組織である「支社・営業所」(126箇所)と「電力
  所・工務所」(47箇所)を統合し、営業・配電・工務などの各機能を一
 体化した新しい「支社」(45箇所)を設置いたします。これにより、一
 般のご家庭など低圧のお客さまから、大規模な工場やビルなど特別高圧
 のお客さままですべてのお客さまのニーズに一元的にお応えし、お客さ
 ま満足の追求をめざします。
  さらに新支社設置による業務集中化を進める一方で、新しい支社のサ
 ービスエリア内に、料金のお支払いなどお客さまに直接お越しいただく
 ための「営業センター」(87箇所)や配電保守など迅速性・機動性が求
 められる業務を担当する「制御所」(68箇所)を配置し、サービス・供
 給信頼度の向上に努めます。
2.カスタマーセンターの設置
  支店単位(都県単位)に、電話によるお客さまからのあらゆるご用件
 を承る「カスタマーセンター」(10箇所)を設置し、業務集中化による
 スケールメリットを活かしたお客さま対応力の強化、サービス・業務品
 質の向上を図ります。
3.工事センターの設置
  電力需要の低迷に伴う工事量の減少をふまえ、発送変電設備の拡充・
 改良・大型修繕工事を実施する「工事センター」(9箇所)を支店単位
 に設置し、設備形成の一層のコストダウンを追求するとともに、自社技
 術力の継承に努めます。 
4.支店本部のスリム化
  自律性を高めた新しい「支社」を支援・統括する支店本部については、
 管理・間接業務のスリム化を図ります。

 当社をとりまく経営環境は、エネルギー・電力市場での競争拡大や、I
T化の急速な進展など、新しい時代を迎えております。当社はこうした新
しい時代にふさわしい第一線機関の見直しを実施することにより、さらな
るお客さま満足の獲得とサービス品質の向上を図るとともに、一層の経営
効率化に取り組んでまいります。

                              以 上

別紙1:支店組織の概要(標準例)
別紙2:支社のサービスエリア
別紙3:組織改編のスケジュール





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