プレスリリース 2001年

平成13年度中間決算について



                               平成13年11月21日
                               東京電力株式会社

1.収支の状況

 平成13年度中間期の売上高は、前年同期比2.4%減の2兆6,279億円(単独:3.4%減、
2兆5,843億円)、経常利益は前年同期比13.7%減の3,021億円(単独:14.0%減、2,936
億円)、中間純利益は前年同期比20.8%減の1,770億円(単独:21.4%減、1,715億円)
となりました。

 収入面では、電気事業において、昨年10月からの電気料金引下げの影響に加え、販売電
力量が減少したことなどから、電気料収入が前年同期比3.4%減の2兆5,196億円となりま
した。これらにより、売上高(営業収益)は前年同期比2.4%減の2兆6,279億円(単独:
3.4%減、2兆5,843億円)、経常収益は前年同期比2.2%減の2兆6,425億円(単独:3.3%
減、2兆5,998億円)となりました。
 一方、支出面では、電気事業において、円安による燃料費の負担増があったものの、設
備全般において点検・補修を厳選し、修繕費の削減をはかったことなど業務運営全般にわ
たる徹底した効率化・コストダウンに努めたことに加え、前年度に退職給付会計を適用し
たことにより一時的に増加した人件費が減少したことなどから、経常費用は前年同期比
0.5%減の2兆3,404億円(単独:1.7%減、2兆3,062億円)となりました。

 なお、中間配当につきましては、本日開催の取締役会において、一株につき30円と決定
いたしました。

2.当社販売電力量の状況

 当社の中間期における販売電力量は、景気低迷による生産調整の影響や、8月以降の低
気温によって冷房需要が減少したことなどから、全体として前年同期の実績を下回りまし
た。
 内訳としては、電灯は前年同期に比べ1.8%減の408億kWh、電力は0.3%減の607億
kWh、特定規模需要(2万V以上の送電線路から受電し、原則として使用規模が2千kW以上)
は2.2%減の391億kWhとなり、電灯と電力および特定規模需要をあわせた総販売電力量は
1.3%減の1,406億kWhとなりました。
 中間期の販売電力量が前年度比でマイナスの伸びとなるのは、冷夏であった平成5年度
以来8年ぶりとなります。

                                    以 上





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