プレスリリース 2001年

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機の発電開始について



                                              平成13年5月25日
                                              東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、平成13年4月3日以来、第18回定期検査を実施してまいりま
したが、5月24日午後5時45分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、6月中旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事)

1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体548体中124体(9×9燃料)を取り替えました。
2.主蒸気安全弁・主蒸気逃がし安全弁取替工事
  主蒸気安全弁3台および主蒸気逃がし安全弁8台について、作業効率
 向上のため全台を同一設計の予備品と取り替えました。
3.アクシデントマネジメント対策工事
  アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、
 耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。

                              以 上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安
全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、
原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考え
られない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、その発
生の防止、影響を緩和するための措置を講じておくというもので、原子炉
設置者である電力会社が自主的に行うこととしています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット)           定期検査中
      2号機( 78万4,000キロワット)      運転中
       3号機( 78万4,000キロワット)      5月24日から発電開始
       4号機( 78万4,000キロワット)      運転中
       5号機( 78万4,000キロワット)      運転中
      6号機(110万キロワット)           計画点検中
福島第二・1号機(110万キロワット)           運転中
       2号機(110万キロワット)           運転中
       3号機(110万キロワット)           定期検査中
      4号機(110万キロワット)           運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)           定期検査中
      2号機(110万キロワット)           運転中
       3号機(110万キロワット)           定期検査中
       4号機(110万キロワット)           運転中
      5号機(110万キロワット)           運転中
      6号機(135万6,000キロワット)      運転中
      7号機(135万6,000キロワット)      運転中






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