プレスリリース 2001年

福島第二原子力発電所2号機の手動停止について



                                                       平成13年5月7日
                                                       東京電力株式会社


 当社・福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)
は、定格出力で運転中のところ、残留熱除去系(B)(注1)の逆止弁(注2)
の開閉試験を実施していた際に、昨日午後11時55分、最終的には全閉になる
べきところ全開の状態のままで作動しなくなったので、原子炉を停止して詳細点
検を行うこととしました。なお、全開の状態でも非常時に原子炉に注水する機能
は維持されております。
 このため、本日午前5時30分から出力降下を開始しました。本日正午頃に発
電機を解列、本日午後3時頃に原子炉停止の予定です。
 なお、これによる外部への放射能の影響はありません。
 また、原子力安全・保安院による国際原子力評価尺度(INES)暫定評価で
は、0ー とされております。

                                                               以 上

(注1)残留熱除去系とは、原子炉を停止した後の冷却(燃料の崩壊熱の除去)
    や、非常時に原子炉水を維持する系統(ECCS系)です。
(注2)逆止弁とは、一方向にだけ流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止
    する働きを持つ弁です。







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