プレスリリース 2000年

柏崎刈羽原子力発電所2号機の定期検査開始について



                         平成12年12月1日
                          東京電力株式会社

 当社は、12月2日から柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出
力110万キロワット)の第8回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
   平成12年12月2日から94日間の予定

2.定期検査を実施する主な設備
(1)原子炉本体
(2)原子炉冷却系統設備
(3)計測制御系統設備
(4)燃料設備
(5)放射線管理設備
(6)廃棄設備
(7)原子炉格納施設
(8)非常用予備発電装置
(9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事等
(1)燃料集合体の取替え
 燃料集合体764体中約180体を取り替える予定です。なお、取替燃料のう
ち約150体については、燃料の効率的な使用および使用済燃料の発生量の
低減を目的とした9×9燃料を装荷する予定です。
(2)出力領域計装検出器の取替え
 出力領域計装検出器43本中7本を取り替える予定です。
(3)アクシデントマネジメント対策工事
 アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、耐圧
強化ベント設備の追加等の工事を実施する予定です。
(4)小口径配管修理工事
 主蒸気系等の小口径配管の溶接部を振動に強い溶接構造に変更する予定
です。

                                                                  以  上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全性を
より一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、原子炉の設計
における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考えられない炉心損傷に至
る事故(シビアアクシデント)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するため
の措置を講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行うこ
ととしています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      運転中
     2号機(78万4,000キロワット)    運転中
     3号機(78万4,000キロワット)    運転中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    運転中
     6号機(110万キロワット)     定期検査中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     運転中
     2号機(110万キロワット)     12月2日から
                       定期検査開始予定
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
     5号機(110万キロワット)     調整運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中

        
                     








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