プレスリリース 2000年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所5号機の発電開始について



                                                  平成12年11月20日
                                                  東京電力株式会社


 当社・柏崎刈羽原子力発電所5号機(沸騰水型、定格出力 110万キロワ
ット)は、平成12年8月26日以来、第8回定期検査を実施してまいりまし
たが、11月19日午後3時45分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、12月中旬頃に定期検査を終了する予定です。         

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

 (定期検査中に実施した主な工事等)

(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中188体を取り替えました。なお、取替燃料のう
   ち148体については、燃料の効率的な使用および使用済燃料の発生
   量の低減を目的とした9×9燃料を装荷しました。
(2)出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中12本を取り替えました。
(3)アクシデントマネジメント対策工事
    アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動
   化、耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。

                              以 上


(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その
安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点か
ら、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは
考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、そ
の発生の防止、影響を緩和するための措置を講じておくというもので、原
子炉設置者である電力会社が自主的に行うこととしています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)       運転中
     2号機(78万4,000キロワット)     運転中
     3号機(78万4,000キロワット)     運転中
     4号機(78万4,000キロワット)     運転中
     5号機(78万4,000キロワット)     運転中
     6号機(110万キロワット)      定期検査中
福島第二・1号機(110万キロワット)       運転中
     2号機(110万キロワット)       運転中
     3号機(110万キロワット)       運転中
     4号機(110万キロワット)      調整運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)      運転中
     5号機(110万キロワット)      11月19日より発電開始
     6号機(135万6,000キロワット)    運転中
     7号機(135万6,000キロワット)    運転中



ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします