プレスリリース 2000年

定期検査中の福島第一原子力発電所3号機の発電開始について



                                                 平成12年2月7日
                                                 東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、平成11年10月11日以来、第17回定期検査を実施してまいりま
したが、2月7日午後5時50分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、3月上旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は以下のとおりです。

(定期検査中に実施した主な工事)
1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体548体中160体を取り替えました。
2.出力領域計装検出器の取替え
  出力領域計装検出器31本中1本を取り替えました。
3.蒸気タービン低圧内部車室取替え他工事
  蒸気タービン低圧内部車室の3台のうち1台を取り替え、残り2台に
 ついては補修を実施しました。
4.アクシデントマネジメント対策工事
  アクシデントマネジメント対策として、隣接プラントとの電源の融通
 化を図るため電源ケーブル等を設置しました。

 (注) アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全性を
    より一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、原子炉の
    設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考えられない炉心
    損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、その発生の防止、影響を
    緩和するための措置を講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社
    が自主的に行うこととしています。
                                                                    以 上

<参考>当社原子力発電所の現況
  福島第一・1号機( 46万キロワット)      運転中
          2号機( 78万4,000キロワット) 運転中
          3号機( 78万4,000キロワット) 2月7日から発電開始
          4号機( 78万4,000キロワット) 運転中
          5号機( 78万4,000キロワット) 定期検査中
         6号機(110万キロワット)      運転中
    福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
          2号機(110万キロワット)      運転中
          3号機(110万キロワット)      定期検査中
         4号機(110万キロワット)      運転中
   柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)      運転中
         2号機(110万キロワット)      運転中
          3号機(110万キロワット)      定期検査中
          4号機(110万キロワット)      運転中
         5号機(110万キロワット)      運転中
         6号機(135万6,000キロワット) 運転中
         7号機(135万6,000キロワット) 運転中



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