尾瀬ニュース

尾瀬に行こォゼ! vol.36「尾瀬から目指そう!冬季オリンピック」

2024年2月21日

 

SKIMO日本代表強化指定選手の上田絢加選手は群馬県に移住し、2018年SKIMO世界選手権日本代表で片品村出身の星野和昭さんをコーチに、2026年ミラノ冬季五輪を目指して尾瀬のお膝元である片品村でトレーニングに励んでいます。

ところで、みなさんは「SKIMO(スキーモ)」という競技をご存知ですか?
SKIMOとは、2026年ミラノ冬季五輪の新規追加種目に予定されている山岳スキー競技(Ski Mountaineering)で、山岳エリアに設定された上り下りを含むコースを、専用のスキーでの登高・滑降と、スキーを外したブーツ歩行で周回して戻ってくる時間を競うタイムレースです。

専用の用具について、一般的なバックカントリースキーに使われるスキー板は、スキーにブーツを装着するためのビンディングを含め片足3kgほどですが、SKIMOでは片足約800g。さらに、軽いといわれるバックカントリー用のブーツが約1.5kgなのに対し、SKIMOでは500g~。
そのほか、登りでスキー板のソールに装着する滑り止めのシールや、スキーを外して走る際に板を背負える専用ザックなどがあります。

2月11,12日の2日間、競技活動や群馬県立尾瀬高等学校3名を含むジュニア選手の育成支援、SKIMOの認知および競技人口の拡大などを目的に、尾瀬アヤメ平で「2023-24KATASHINA SKIMO CAMP」が開催されました。

1日目は、武尊(ほたか)山麓でSKIMOの基礎的な動きの確認と翌日の準備を行い、2日目は、“天上の楽園”と呼ばれる標高1,900mの尾瀬・アヤメ平にある大雪原へ、往復約20㎞標高差1,000mのツーリングが行われました。

片品村は、日光白根山(2,578m)、武尊山(2,158m)、至仏山(2,228m)と日本百名山に名を連ねる3座に囲まれた、関東唯一の「特別豪雪地帯」です。尾瀬周辺を含め積雪量・雪質にも恵まれ、冬季山岳競技に適した地域であり、これまでもアルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボードなどで国際レベルの選手を輩出しています。
尾瀬で鍛えたSKIMO選手が、世界の舞台で活躍する日を期待しましょう!

KATASHINA SKIMO CAMP
https://katashinaskimocamp.com/

SKIMO JAPAN
https://jmsca-skimo.org/

写真01
写真02

日差しがまぶしい田代原

写真03

水墨画のようなアヤメ平

写真04

ランチは地元のお店のお弁当

写真05

富士見峠から復路スタート

写真06

SKIMOの超軽量スキー板

写真07

スターダストが現れました

写真08

アヤメ平まで3時間歩きました

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