2018年3月30日
東京電力フュエル&パワー株式会社

 当社は本日、五井火力発電所1号機~6号機(合計出力:188万6千kW)を廃止いたしました。

 同発電所は、1963年に重油専焼の火力発電所として営業運転を開始し、高度経済成長期に急増した電力需要に対応してまいりました。その後、大気汚染対策の観点から、1977年以降、順次燃料をLNGへ転換し、これまで半世紀以上に亘り首都圏をはじめとした関東地方の電力の安定供給を支えてまいりました。
 東日本大震災後も、首都圏の逼迫した電力需要を支えてまいりましたが、設備の老朽化に伴い、2016年4月から全機長期計画停止となりました。

 当社は現在、競争が激化する事業環境において、「エネルギーセキュリティ」、「経済性」、「環境性」の観点から、株式会社JERAを通じて適切な電源ポートフォリオの構築に向けて取り組んでおり、保有している老朽火力発電設備を最新鋭の高効率発電設備へリプレースする計画を順次進めております。

 当社は今後、経済産業省をはじめとした関係各所のご指導や地域の皆さまのご意見を賜りながら、着実に計画を実施してまいります。

以 上

<別紙>