給湯システム
業務用分野における給湯エネルギー消費の実態
業務部門における給湯エネルギー消費は12.9%を占めています。現在給湯機は、エネルギー消費効率が1.0未満と効率が低い燃焼式給湯機が主流です。京都議定書の目標達成においては、エネルギー消費効率の高い給湯機の普及がとても重要です。
給湯エネルギー消費の実態
需要部門別のエネルギー消費の内訳
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業務部門のエネルギー消費の内訳
環境にやさしいテクノロジー「ヒートポンプ給湯機」
給湯機のエネルギー利用効率を上げる答えは「ヒートポンプ」にあります。「ヒートポンプ」は既に空調機では一般的に使われている技術で、わずかな動力でたくさんの熱を汲み上げるシステムです。空気中などに無尽蔵に存在する「熱」を効率よく汲み上げることで、「暖房」「冷房」「給湯」などを行います。ヒートポンプ給湯機は“1”の電気エネルギーで空気中から“3”の熱を汲み上げ、“4”の給湯エネルギーに変えるとてもエネルギー消費効率の高い機器であり、地球温暖化対策の切り札として注目されています。